下記はGタイプ・NSタイプ・カラーYバータイプ・クロコダイルTバータイプの各グレーチングの試験結果(滑り抵抗値[BPN]を示します。滑り抵抗試験測定値GタイプNSタイプカラーYバータイプクロコダイルTバータイプ勾配のある路面へ施工する場合は路面完成後コンクリートカッターで路面を切断し溝を施工すると勾配の一致が容易です。「東京都福祉のまちづくり条例施設整備マニュアル」では、歩行者の安全性・快適性を確保するために平たん性や滑りにくさなどを考慮し、舗装材料を選択するとあります。滑りにくさの目安として滑り抵抗値BPN=40以上(湿潤状態)が望ましいとされています。100受枠型枠単位:BPN1回目2回目3回目4回目5回目受枠の取付け角度は路面勾配と90■になるようにしてください。グレーチングの脱落、変形および騒音の発生の原因となります。150受枠(WZ型)型枠車両の走行がスムーズではなく、またグレーチングに大きな衝撃がかかりコンクリートの破壊などの原因となります。滑り抵抗試験器4141413940406869684848494242404069694949受枠の施工要領についてグレーチングの変形・騒音・コンクリートの破損の多くは、受枠の施工不良が原因です。受枠の施工は、下記の受枠施工事項要領に十分注意していただき、施工していただきますようお願い致します。左右の水平度コーナーアングル形式の受枠は、左右が連結されていないため、段差、傾きなどに注意して水平を保つように施工してください。縦断勾配のある路面縦断勾配のある路面では、グレーチング上面が路面勾配と一致するように施工してください。継ぎ目の一致受枠の左右継ぎ目とグレーチングの継ぎ目が一致するように施工してください。継ぎ目部の段差およびレベル不良受枠の継ぎ目部に段差やレベル不良があると、グレーチング上面レベルが不均等になり、継ぎ目に渡って敷き込みますと変形、騒音などの原因となります。コンクリートの打ち込み幅受枠の背面から100mm以上(WZ型は150mm以上)打ち込み幅を確保してください。※使用するコンクリートの圧縮強度は、 21N/mm2以上としてください。 適正 適正適正適正 受枠の段差受枠の段差 受枠の段差受枠の傾き勾配が不一致不一致受枠前後のレベル不良6グレーチングを正しくお使いいただくためにさらなる安全性について滑りにくさの目安として「湿潤状態の滑り抵抗値BPNが40以上であることが望ましい」と規定されています。
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